ハイエースのエンジン修理 その18 反省と予習
ナオニートです。
えと、私は仕事でダンプカーに乗っています(小さめ)。
そのダンプカーに乗ってて、これまでに3回ほど、ドリフトをしたことがあります(不本意)。
最近した時も雨の日で、トンネルの出口あたりからカーブが始まるんですが、十分にスピードを落としたのに、それでも滑り出し、対向車線も使いながらやっとのことで安定を取り戻しました(対向車がいたら終わってましたね、ホント反省)。
横溝タイヤだからウェット性能が低いのはわかるんですけど、それにしても低すぎる(こんなん⇓。他サイトからお借りしました。)。
再生タイヤだからですかね(後ろだけ)。
ホントに十分スピード落としたのに(体感で50キロ以下)。
こんなバカなこと、もう絶対しませんので許してください(次からタイヤも別のにします)。
さて、なかなか進まないハイエースの修理ですが、今日こそは部品が来るだろうと期待して、予習しときましょう。
塑性域締め付け法
そせいいきしめつけほう、と読むようです。
クランクやコンロッドもこの締め方なので、ドデカいトルクレンチは必要なさそうですね。
私は今は1本しかトルクレンチを持ってません。
【東日製作所 トルクレンチMTQL70N】
多分バイク用に作られたもので、よく使われてる規定トルクにあわせてあるので、私は今のところこれだけで間に合ってます。
使用範囲は10N.m~70N.mです。
クランクもコンロッドもヘッドボルトもこれでいけます。
ヘッドボルトの点検は紹介しましたっけ。
ネジ部をノギスではかって、基準値11.8~12.0mmの範囲にあれば再使用可能とあります。
そしてヘッドボルトの締め方は
- クランクシャフトをTDC位置から約45度逆回転させピストン位置を下げる。
- 新品のヘッドガスケットを介して、ヘッドをシリンダーブロックに取り付ける。
- ヘッドボルトのネジ部及び座面に少量のエンジンオイルを塗布する。
- ヘッドボルトを2~3回に分け、図の順序で締め付ける。T=400kg/cm
- ヘッドボルトの頭のエンジンフロント側にペイントマークを付ける。
- ペイントマークを目安にして各ヘッドボルトを上4、で示す順序で90度増し締めする。
- さらに各ヘッドボルトを上4、の順序で90度増し締めする。
- ペイントマークがエンジンリア側にあることを確認する。
特に難しいところはありませんね。
400kg/cmは、計算すると39,2N.mです。
今までの私なら40N.mで締めたでしょう(調べてよかった)。
あるとすれば、油分でペイントマークが上手くつかないなんて可能性がありますね。
使用する14mmのソケット(12角)を綺麗にしとけばいいんじゃないですかね。
部品が来たら一気に組み上げますよ。
つづく。