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ハイエースのエンジン修理 その12 組みつけの準備。

ナオニートです。

 

部品が少し届きました。

けど後で使うものばかり。。。

ま、できる事をやっときましょう。

組みつけの準備。

掃除もしたいとこですけどね、まぁ掃除も兼ねて、ですね。

シリンダー上面のガスケットのかすや錆を取り除きます。

スクレーパーです。

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柄が短い方が断然使いやすいです。

 

仕事でやってた頃は短いのなんて売ってなかったので、柄を自分で切って使ってました。 

最近売ってあることに気づき、メーカーからまねされたようで、そのときは少し嬉しくなりました。

これで上面のガスケットのカスや、ウォータージャケットあたりに盛り上がってる錆を削っていきます。

力で削ろうとすると、なかなかうまく削れませんし、ケガのもとになります。

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なので力を入れすぎないためにも柄が短い方がいいんですよ。

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人差し指で面を感じながらすべらすように。

紙製のしつこいガスケットなんかは、スライドさせながらコツコツと、衝撃でめくれていく感じです。伝わりますか?

あ、シリンダーやウォータージャケットなどの穴にカスが入らないように注意してください。

そして、どこにも引っかかることなくすべるようになればオッケー。

私はそれからオイルストーンで軽く均しました。

気持ちの問題ですかね。

 

唯一交換した部品は、クランクプーリーオイルシール、ではなくクランクシャフトオイルシール

 

これは外す前ですが、このときシールの入り具合を見ときましょう。

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これはカバーとツライチぐらいです。

クルマによっては入りすぎるものとかあるんで、もし失敗するとまたシール買わなきゃいけなくなりますよ。

外し方は簡単です。

シールの内側にマイナスドライバーを差し込み、こねれば外れます。

この車はそこに隙間があるんでホント簡単ですが、普通は隙間がないので差し込むとき、こねるときはクランクシャフトに傷を入れないように注意してください。

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外しました。

入れ方も簡単です。

たたき込めばオッケー。

入れる前にオイルを外側内側とも塗ってください。

私はグリスを塗りました。

上の元の画像を見ればわかりますね、この車はリップ部が外に出てきてるのでたたきにくいです。

このビラビラがクランクプーリー裏の溝と接触してダストシールの役目になるんですが、ここをたたいたらダメですよ。

こんな時はメガネの横面を当て木の代わりに使えばうまくいきます。

メガネの横面を、シールのリップを避けながらそえて、プラハンでメガネを軽くたたいていく。

 

少しずつ、なるべく斜めにならないように。

 

 

つづく。

 

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