モノアミン仮説がホントだったとしたら。
ナオニートです。
昨日は謝罪の文を書きました。
昨日、問題となった記事を含め、4記事を削除し、今は全記事を遡って読みながら修正しているところです。
10、9、8月までは修正しました。
これからは皆さんに不快な思いをさせることがないように気を付けていきます。
ただ「医療批判と注意喚起」に関して、これはブログを始めたときからの1つの目的でもあるので、これは続けていくつもりです。
なんで、いくら修正を入れても、批判記事だとそういう表現が出てしまいますので、その辺は、お嫌いな方は読まないようにしてもらうしかないと思っています。
それにしても、こうして読み返してみると、この数か月の間に随分書き方が変わってるんですね、なんか最近のはちょっと雑になってるというか、面白くないような気がしました。
あ、最初から特に面白くもないでしょうけど。
やっぱり、慣れとか、気のゆるみがあったんだと、これも反省だな、と。
ということで、本題です。
以前「モノアミン仮説は否定されている」という所から精神医療の可笑しさをお伝えしたんですけど。
モノアミン仮説 その3 精神科に行く前に。 - ナオニートの備忘録
今回は「もしモノアミン仮説が間違ってなかったとしたら」精神医療は正しいのかどうかを考えてみました。
結論を先に書いてしまうと、やっぱりダメです。
百歩譲って、ごく短期的なクスリの処方は仕方ないかもしれないですけど。
モノアミン仮説とはこういう仮説です。⇩
「1960年代(50年代?)にジョセフ シルクラウドという人が提唱したもので、【モノアミン(ノルアドレナリン、セロトニン、ドーパミン)が不足するとうつ病を発症する。】」という神経科学上の仮説です。
そして、こういったクスリが使用されています。⇩
現在、うつ病の治療の中心となっている抗うつ剤は、このモノアミン仮説に基づいて作られています。SSRIやSNRI、Nassaなどもモノアミンを増やすのが主なはたらきであり、現在もモノアミン仮説によってうつ病治療は行われています。
SSRI(パキシル、ジェイゾロフト、レクサプロ、デプロメール、ルボックスなど)は主にセロトニンを吸収されないようにするおくすりです。吸収されなければセロトニンがどんどん溜まっていき、濃度が上がっていくため、抗うつ作用を発揮すると考えられています。
同じようにSNRI(トレドミン、サインバルタなど)は主にセロトニンとノルアドレナリンを吸収されないようにします。Nassa(リフレックス、レメロンなど)はセロトニンとノルアドレナリンの分泌を促進します。
「モノアミンが不足」してるから「クスリでモノアミンを増やす」ということですね。
・・・
・・・ただの対処療法ですよね。
仮にモノアミン仮説が間違ってなかったとしても、これでは精神病が「治る」ことはほぼ一生ないでしょうね。
「ステロイド」はご存知だと思います。
「副腎皮質ホルモン」の一種(?)のようです。
このステロイド、アトピーや喘息など、いろんな治療に使われてるようですけど、副作用で悩んでる人も多いようです。
そして「ステロイド依存」というのもあります。
ステロイド依存とは?|皮膚科医が放射能やアトピーについて考える
ステロイドって最初はスゴくよく効くんだそうです。
その代わり、副作用、依存性もある。
さらに、長く使うと同じクスリでは効かなくなってくるそうです。
本来自分の体から分泌されるホルモンなのに、それが足りないから対処療法で外から持ってくる。
すると自分の体からの自然に分泌する能力が落ちてきます。
だから依存症になるし、もっと強いクスリが必要になるんです。
ですけど、治るためには、ステロイド薬をやめないといけないんです。
離脱症状が結構大変らしいですよ、そりゃそうでしょうね。
ステロイドに甘えたら、その後もっとツライめにあうことになるんです。
糖尿病のインスリンも同じです。
一般的な病院の指導に従っていたら、一度使うとほぼ一生やめられないんです。
※今では食事療法で、克服できることが証明されつつあります。
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もうおわかりでしょう。
モノアミンもインスリンもステロイドも分泌物です。
それぞれ患者さんは大変な思いをしてるでしょうけど、これを強制的に調整してあげてもせいぜいその場しのぎにしかならないんです。
クスリを飲んだら依存症になり、さらに副作用で余計に悪くなるのも当たり前ってわけです。
そして、やめるのはもっと大変です。
まるでアレですね。
対処療法では病気は治らない。
分かっていただけたでしょうか。
ではどうすればいいか。
まずはホントに栄養のある食べ物を食べる。
デトックスする。
あとは、断薬専門の医者かカウンセラーに相談してください(笑)。
こういうところなら大抵は栄養状態を詳細に調べる機器があると思います。
何度も書いてますけど、「いきなりクスリをやめる」なんて事はしないでください。
つづく。