修理屋の勘。
ナオニートです。
ハイエースのルームランプ(前)がまたつかなくなりました。
以前つかなくなったときは、基盤(というか、リベット止め?された接点)での接触不良が原因でした。
あの時は、初めはついたり消えたりしてましたけど、今回はいきなり全くつかなくなりました。
そして今回も同じだろうと、ルーフライニングの裏に手を入れ、コネクターをイジってみましたけど、全然無反応でした。
とりあえず、取り外して電圧を見てみると(向かって左の2Pコネクター)、0V。
ドアを開けたり締めたり、色んな条件で見てたら、何のときか忘れましたけど1度だけ12Vになりました。
・・・?
その時は時間もなかったんで、どういうことかわからず、ただ、修理屋の勘、ですかね、「これは他に原因がありそうだ」と、思ったんです。修理屋じゃないけど。
※その後よく考えてみたら私の測り方が間違ってただけなんですけど。
他の原因、つか、コネクターに電圧がきてないとなると、配線図ナシには調べることもできん、と、ヤフオクで探してみると、こんなものが。。。
え、「修理書」「解説書」「配線図」「取扱書」?
全部?
こんな物があったなんて。
これがあれば「エンジン修理書」っていらなかったんじゃないの?
早速、即決で落札しました。
そして日曜日(10/30)、時間があったんで、もう一度確認してみようと思い、サーキットテスターで調べてみることに。
ちょっと考えればわかるのに、なんであの時分からなかったんですかね。
あのコネクターは2Pでした。
1本は電源、あと1本は?
それはドア開閉のスイッチからきてたんですよ。
つまりその2Pで電圧を測ると、ドアが閉まってると0V、ドアが開いていると12Vになるんです。
それとは別に、マイナス端子(?)があったんです。それは「アース」。
ルームランプにコネクターを差していろいろ試しても、正常にはつかないはずですよ、アースされてないんだから。
ということで、コネクターは正常だという事が確認できました。
やっぱり、あのルームランプ自体での接触不良か、コネクターの接触不良かってことですね。
よく見てみたら、前回と同じく、リベットの部分が接触不良だったことが分かりました。
前回はどこだったか覚えてませんけど、今回はここがダメでした。⇩
見にくいですけど、赤で四角く囲ってる部分にコネクターが付きます。
その表側を見てみるとこのプレートに繋がってることが分かったんで、今回は下手なことせずにここから直結でコネクターまでを繋いでみることにしました。⇩
矢印あたりが一番熱の影響が出にくいと思い、ここにケーブルをハンダ付けしてみます。
ハンダの付きをよくするために、ヤスリで傷だらけにしました。
そして、ケーブルをハンダ付け。
良く付いたみたいです。
引っ張っても取れませんでした。
そして裏側はこんな感じで、コネクターに直で挟み込みました。(あとでコレをビニールテープで保護しました。)
そして、完成。
よしよし、今回は成功しましたね。
なかなかな満足感ですよ、皆さんもぜひ、壊れたら自分で修理してみましょう。
えと、「整備書CD」なんですけど、今回は使うことなく終わっちゃいました。
で、届いたんで見てみたらですね、なんと、配線図以外は役に立ちそうにありませんでした。
つか、「修理書」っていっても、補足部分しか入ってなかったんです。
「配線図」に関しては、多分全て載ってるんじゃないかと思いますけど、それ以外は既存マニュアルの補足だけでした。
ちなみに、ルームランプあたりの配線図を見てみたら、こんな感じでした。
はい、何が何だかわかりませんでした。
つづく。