100系ハイエース、ファンベルト調整
ナオニートです。
毎日家事したり病院に通っていてなかなか遊ぶ暇がないんですけど、日曜日、久しぶりにハイエースのエンジンオイル交換とファンベルト調整、少しの点検をしました。
私のハイエース、ファンベルトが緩むというか、伸びるというか、摩耗するのが早いんですよ。
シリンダーヘッドを交換したのが去年の6月、その時の距離241185kmで、今は約254000km。
これまでに3回調整をしてます。
早いでしょ?
コンプレッサーから少し異音がしてるからクーラーベルトが摩耗するのはしょうがないとして、オルタネーターベルトまで減っちゃうって?
あ、ついでなんで書いとくと、私のハイエースは今のところ絶好調です、コンプレッサーとベルトの減り以外は。
ヘッド交換した後は最初の頃1回だけ水を補充したっけ、それ以降はまったく減らないし、オイル食いももちろんないし、肝心の「走り」も以前と変わりなくモリモリ加速してくれます。
話を戻します。
『ファンベルト』というと説明しにくいんで、今回は「クーラーベルト」と「オルタネーターベルト」で作業を紹介しますね。
つか、前も書いた気もするんだけどどうだったかな?
クーラーベルト調整するのは簡単ですけど、オルタネーターベルト調整が面倒なんですよね。
今回調整するのに使った工具はこちらです。
左から、クーラーベルト調整に使った14mmのストレートメガネ、ショートラチェットに14mmのディープソケット。
右から、オルタネーターベルト調整に使った12mmのコンビネーションレンチ2本、ショートラチェットに10mmのソケット。
まずクーラーベルト、これは簡単です。
緑矢印のテンションプーリーを固定してあるナット(14mm)を少し緩めて、赤矢印のテンショナーボルト(14mm)を、ベルトがちょうどいい張り具合になるまで締め付ける。
最後に緑矢印を締めれば完了。
次にオルタネーターベルト。
これもやることは似たようなものなんですけど、その場所が厄介。
運転席側下のカバーを外すのが普通なのかもしれないけど、それはもっとメンドいんで、私はタイヤハウスから手を突っ込んでやります(こっちが普通なのかも)。
タイヤが浮かない程度にジャッキアップして、右前のタイヤハウスをのぞき込みます。
私のはゴムカバーがいい具合にやぶれてますね、そこをめくって更にのぞき込むとオルタネーターが見えます。
クーラーベルトとの違いは、テンションプーリーがあるわけではなくてオルタネーター自体を動かして調整するところ。
緑矢印、オルタネーターの下側の固定ボルト(12mm)を緩め、赤矢印のテンショナーボルト(10mm)を締め付けながら調整して、最後に緑矢印のボルトを締め付ける。
簡単そうですね。
何がメンドいかというと、これをほとんど手探りでやらなきゃいけないという事。
ジャッキアップしてウマに乗せてタイヤを外せば目で確認しながら出来るかもしれないけど、これまた面倒だし、ウチの環境(下がコンクリートじゃないし勾配が付いてる)では危険が伴いますから。
ということで私は何度か工具を落としたりボルトにしっかり工具が嚙まずに滑らせたりしながら、ほぼ左手だけで調整をします。
オイル交換とベルト調整、あわせて40分くらいでできました。
まぁまぁすぐにできる作業なんですけどね、これがなかなか重い腰が上がらないのです。
月曜日は姉が岐阜から帰ってくるんで、熊本空港まで迎えに行かないといけないから仕方なしに作業をしました。
この日はもう少し時間があり、NS-1をイジって少し乗ってもみたんですけど、その話はまたの機会に(書かないかもしれないけど)。
つづく。