揚げパンの詳細(S331Vのリフトアップ)
アゲバンは仕上がり(あ、時間的に間に合わなくて半端な箇所あり)、もうM太クンのもとに帰っていきました(1/28)。
半端な箇所もそのうちやってあげたいと思います。
あぁ、それにしてもクルマがないって寂しいなぁ。
今も山にはたくさん雪が積もってるのに。
いや、最近仕事が忙しくってホントはそれどころじゃないんですけど。
えっと、今回ハイゼットカーゴに施した変更内容を紹介します。
けど、先に一応書いておきますね、今回のコンセプトは『商用車に見えなくて、それでいてさりげなく、地味にカッコいい軽バン』です。
結果的に成功したか失敗だったかなんて見た人によって評価は変わるんだから、それを見たそれぞれの人がそれぞれ判断するわけで、もっと言えばこれから時代が変われば評価も変わると思うしで。。。
ただ私はカッコよくなったと思ってます。
ハイゼットカーゴの変更点
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タイヤ、ホイール
外径が大きなタイヤに変更するだけで車高が上がります。
少し制限はあるものの、車高を上げる1番お手軽な方法です。
そして、足廻りの下端(車両全体)まで上がるのでその分、悪路を走るのが得意になります。
今回選んだのは、ダイハツ純正13インチ鉄ホイールに組むことができ、且つハイゼットカーゴのフェンダー内に収まるギリギリなサイズと思われる155/80R13のスタッドレス。
スタッドレスタイヤ バン・トラック 155/80R13 6PR ヨコハマ アイスガード IG91V 新品1本 13インチ
- 出版社/メーカー: YOKOHAMA(ヨコハマ)
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この前までは同じホイールに145R13 6Pを履かせてましたんで、そのもう1サイズ大きくしてみました。
ちなみにホイールサイズは4.00-13でオフセット(インセット)が+40。
ホイールサイズの中で重要なのがオフセットなんですけど、これを簡単に説明するとホイールの出っ張り具合の数値で、この数値が小さいほどタイヤとホイールが外側方向に張りだすことになります。
で、似たようなホイールの中でもオフセット+45はよくあるんですけど+40はあまり出回ってなくて、なるべくフェンダーギリギリまで出したいから+40を選んだんです(たまたま家にあった)。
このタイヤに交換して良かった点、悪かった点はといえば、
- 車高上がった!
- 乗り心地が良くなった。
- とにかく食いつく。これがあればチェーンなんか必要ないと思う(4駆だからというのもあります)。
- サイドウォールのデザインは実は好みではない。スタッドレスって大体どれもそうですけど。
- 車高が上がった分、乗り降りが若干大変。
これだけで、標準サイズと比較して2cmほど上がりました(カタログ値)。
交換前の撮影時に履いてたタイヤが標準サイズではなく155/65R13(夏タイヤ、3分山、しかも空気圧不足)だったのと、測るのが(撮影するのが)難しくて正確な数値ではないんですけど、デフの高さビフォー⇩。
アフター⇩。
ん、3cm以上上がってね?
画像がありませんけど、サスを交換してさらに上がったせいなのか、スタッドレスなため溝が深い分実際の外径が大きすぎたのか、まさか車体の個体差なのか(意外と個体差はあるらしいですよ)、ひょっとしてその全部なのか分かりませんけど、ハンドルをきった時Fバンパーのヘリの部分にタイヤが接触するようになりました。
色んな要因が考えられるけど、とにかくこのままじゃダメですね。
大きくなったっていう満足感は得られたけども。
気になるでしょうけど続きはこのだいぶ下の方で。
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アップサス
ハイゼットカーゴを上げるための1番の要。
車高を上げようとする時、他にもいくつか方法はありますけどタイヤ交換の次にてっとり早い方法です。
ハイゼットカーゴの場合、前後ともコイルスプリング式のサスなため、そのコイルを純正品よりも長いものと交換すれば車高が上がります。
今回導入したのは、エスペリアのアップサス。
ESPELIR ( エスペリア )【Super アップサス】ダイハツ ハイゼットカーゴ S331V 4WD NA ESD-2943
- 出版社/メーカー: エスペリア
- メディア: Automotive
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やっぱり最近はアゲバンが人気っぽいですね、こういったスプリングが良く出回ってます。
数あるアップサスの中からエスペリアを選んだ理由は、価格が安いから!!
そらそうでしょ、仕上がりが変わらないのなら、お安い方を選ぶでしょ。
・・・と言ってもただ金額で決めたわけではなくて、私が本業でやってる頃からエスペリアの名前はよく聞いてたし、評判も決して悪くなかったからです。
で、取り着けて感じた良かった点、悪かった点はといえば
- 車高上がった!
- 乗り心地は意外と悪くない。つかむしろ良くなってない?タイヤのおかげ?
- 安定感も失ってない。多分。けど暴風の日の高速はヤバいかも。
- 青い。
- ショックアブソーバーの、上方向への残ストローク量が減ったせいでリバウンド時に異音がする(のが早い)。つまりコイルスプリングが長くなったせいで純正ショックアブソーバーの伸びしろが残ってないから、クルマが少し跳ねただけでマウント部分の遊びからゴポッ!グチャッ!という異音が出る。(完全ノーマルでもこの音は出せはすると思うけど、余程のギャップを高速で抜けようとしない限り聞けることはないと思います。)
- 車高が上がった分、乗り降りが若干大変。
これだけで3cmほど上がりました。
異音に関しては、しょうがないと言えばそうなんですけど、アッパーマウントのゴム部分にゴムシートを挟み込んであげれば解決できると思うんですよね、多分。
本来ならばショックアブソーバーをスプリングに見合うものと交換すれば1番いいんですけど、そうなると今度はブレーキホースやドライブシャフト等への負担が問題になってくるんですよ。
できれば上方向へのストロークをあと1cm程度伸ばせるショックがあれば最適なんでしょうけど、それはこれから調べなくてはなりません。
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塗装&・・・
・・・塗装?
はい、塗装です。
こちらは塗装風景⇩。
ボディの下側を黒く塗って、視覚的に高く見せようという方法です。
使った塗料は「ラバーチッピングブラック」。
元々クルマの下廻りに使う塗料で、塗膜が厚くて石や砂を跳ね上げても痛みにくい塗料で(多分)、塗装表面は波打ったような凸凹になります。
こういう、仕上がりがつや消しのやつってムラもでにくいし、たれにくいし、シブいし、もうボディ全面塗りたくなるほど(うそ)。
まぁ、そういう事です、下を黒く塗ってより高く見せる。
塗装直後の全体画像はないんですけどね。
これは塗装後のFバンパーを撮った画像⇩。
下が黒いから何もないように見えるでしょ?
あるんですよ、黒いから分かんないけど。
で、前後左右の下を黒く塗ったはいいけど、Fバンパーに新しいタイヤが当たっちゃったんでその黒い部分を全部カットしました(笑)⇩。
当たってたのは内側に廻り込んでたほんの少しの、ほんの1部分だけだったんですけどね、切るなら思い切っていくべきでしょ。
で、フロントバンパー下部をカットした後の全体像⇩。
ウッホーゥ、最初からバンパー切りたいとは思ってたんですよ、けどさすがに切ったら元に戻せないから躊躇してて。
けどタイヤと接触したら、切らざるを得ない。。。
ヒャッホーい!
カッケー♫
で、黒く塗ってカットして、良かった点と悪かった点は、
- 車高上がった(ように見える)。
- 乗り心地も乗り降り性も全く変わらない(笑)。
- 悪路を走行するのも遠慮しなくていい(クルマが大事だと思うなら遠慮してもいい)。
- この塗装、ついでだからとショップに頼んだんですけど、思ってたより3倍ほど料金取られてしまった(しかもFバンパーは速攻カットし、最終的にRバンパーもカットしたから2/4は無駄だった)。
- 更にサイドも自分で塗り直しちゃったから、残り2/4も無駄になった。
結局Rバンパーも、黒いだけじゃ違和感があってカットしちゃいました。
そして、塗ってもらった中で残った両サイドも少しだけ物足りなかったんです、もう少し上まで塗って欲しかった。
なので重ね塗りしました。
こんな感じだったのを⇩。
こう⇩。
コレを⇩
こう⇩
少し上まで塗ってドアとの隙間を境にしたから、違和感がなくなりましたよね?
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まとめ
どうでしょう、今回、他にもやったことがあるんですけど車高に関してはこれだけです。
上げ前⇩。
上げ後⇩。
全高が5cm強上がったっぽいですね。
少し手間取りましたけど、結果うまくいったと思ってます。
無駄になることもやってみなきゃ分かんないから、まずやってみる。
無駄にお金がかかった部分もあるけど、ある程度は仕方ないですもんね、イメージと出来上がりがどうしても違ってくることはあるんですから。
これをもし全部自分1人でやろうとしてたら、ひょっとしたら途中で疲れちゃって、そのままどこかで妥協して済ませてたかもしれないですし(笑)。
多分これでM太クンがクルマを大事にするようになるんじゃないかなぁ。
つづく。