アゲバンの夏仕様。(バネ下重量が重くなった、その効果は?)
とうとう雪のシーズンが終わってしまいました。
すでに冬が待ち遠しいです。
あ、バイクの季節が来たからこれからはバイクで楽しみますけどね。
2台のアゲバンですけど、もうスタッドレスタイヤは必要ないんで夏仕様に変更しました。
ジャジャーン!
年中スタッドレスを履かせてるわけにはいきませんもんね。
けど、夏タイヤにはアゲバンに似合うタイヤがあまりないんですよ。
ノーマルサイズに戻すのは論外として、普通の乗用車用や、バン用のタイヤでは、迫力がないから車高を上げたクルマには似合いません。
やっぱりゴツゴツしたデカいタイヤを履かせたいじゃないですか。
で、その選択肢が少なくて、色々悩みました。
13インチ
まず、スタッドレスを履かせていたホイール(13インチ)に取り着けられる夏タイヤでは、
よく四駆の軽トラに履かせてあるタイヤですね、ダンロップ以外にも国内の各社で売ってます。
ただ、どこのメーカーもサイズが145R13 6Pまでしかないんです。
155R13があれば迷わずこれを選択するんですけど。
日本ではあまり馴染みのない「オールシーズンタイヤ」ってヤツです。
たくさんのサイズがラインナップされていて、155/80R13もありますし下の2サイズの設定もありました。。
普通のタイヤと比べれば若干ゴツゴツには見えるんですけど、これでもイマイチですね。
14インチ
次に、ホイールも一緒に交換するとして、14インチでは、
この2種類。
パターンがめっちゃそっくり。
つか、多分モノは同じですね、サイドウォールの文字が違うだけでしょ、多分。
ゴツゴツしていて見た目はいい感じです。
けど国産じゃないから、躊躇しますよね、台湾のことは好きなんだけど。
15インチ
同じくホイールも交換するとして、15インチだと、
国産にもありました。
トーヨーのR/Tってゴツゴツ感がいい感じですね、お値段もそこそこだし。
60だと扁平すぎる気はするけど。
どれを選んだか
見た目はゴツゴツで、なるべく外径が大きい方がいいんです。
上に紹介した各サイズの計算上の外径はこんな感じ⇩。
- 145R13 6P(145/80R13) : 562mm
- 155/80R13 : 578mm
- 165/65R14 : 570mm
- 165/60R15 : 579mm
ハイゼットカーゴには155/80R13のスタッドレスを履かせてたんで、同じく155/80R13か、又は165/60R15を履かせたいですよね。
で、金額を含め色々検討した挙句、165/60R15に決定。
エブリィワゴンには、トーヨーのR/T オープンカントリー。
ハイゼットカーゴには、ヨコハマのA/T G015。高速道路も走るから余りにもゴツゴツ過ぎるのは乗りにくいかなぁと思って。
扁平すぎる気はするけど今ある選択肢の中ではこれしかないかって思います。
メーカーさん、155/80R13のゴツゴツタイヤを販売してください。
ホイール
エブリィワゴン用は適当に中古を買いました(ダイハツ純正)。
ハイゼットカーゴ用には新品の、割と安かったホイール。
重量、外径を比較
ハイゼットカーゴに履かせてたスタッドレスタイヤとヨコハマG015の外径⇩(手前がG015)。
580mm弱かな、少しだけG015が小さいようですけどほぼ同じ外径。
次に重量。
155/80R13スタッドレス⇩。約12.3キロ。
165/60R15 G015⇩。約13.5キロ。
あ、やっぱ重くなるのね。。。
エブリィワゴンの方は。
タイヤ外径は⇩(手前がスタッドレス、奥がオープンカントリー)。
オープンカントリーの方が2cm近く大きいですね、スタッドレスの方はプラットフォームが出そうな程摩耗してたんでその分外径も小さくなってたんでしょう。。
※プラットホームの事を知らない方はこちらをどうぞ⇩。
次に、重量は。⇩はスタッドレス、約10キロ。
オープンカントリーは、14キロ弱。
約4キロも重くなりました。
やっぱりホイールが大きすぎる
んんんんん、ちょっとバランスがよくないですね、ホイールがデカい。
やっぱ155/80R13のゴツゴツタイヤが欲しいな。
バネ下重量って軽い方がいいの?
さて、ハイゼットカーゴもエブリィワゴンもバネ下重量が重くなりました。
『バネ下重量』って、軽い方がいいらしいじゃないですか。
この、バネ下になる部分を軽量化すると、バネ上を軽量化するよりも3倍~15倍の効果があるんだとか。
私も随分昔からこの噂は知っていたし、もちろん信じていました。
けど一体、何が3倍いいんだろうって、具体的にはよく分からず。。。
バネ下重量が軽いと、路面追従性は高いだろうなと、その位は想像できるんですけど、私の想像力だけではイマイチ納得できていなかったんです。
軽くすると乗り心地が悪くなる(重い方が乗り心地が良い)という話も聞いたことがあって、あぁ、路面追従性が上がれば乗り心地は悪くなるよねって、頭ではなんとなく分かってて、実際今回、扁平タイヤに変えたから乗り心地が悪くなると思ってたのに意外と良かったんです。
それでもやっぱり単純に軽い方がいいと、少しも疑ってませんでした。
けどそもそも、アルミホイールというと鉄よりも軽いと思うじゃないですか、でも実際は鉄ホイールより重いアルミホイールって意外と多いんですよ。むしろそっちの方が多数なんじゃないかって程。
で、今更ながら調べてみたんです。そしたらこんな情報が・・・⇩
⇧では『バネ下荷重』と書いてますけど、正しくは『バネ下重量』ですね、荷重とはそこにかかる力の事なんで言葉の通りにとっちゃえばバネ上からバネ下にかかる動的な重さの事を言う言葉になりますからね、ホイールの重さは無関係になります。この時点で記事の信憑性もビミョーじゃないかって話になりますけど、それでもある程度納得できる内容でした。
こちらはもっと複雑で分かりにくいけど、けどなんとなくホントっぽい、多分これが答えなんじゃないかと思いました⇩。
アルミホイールの真実~軽量ホイールは乗り心地を悪くする | 創造の館
私なりの解釈では、
バネ下が軽いと路面追従性は高いけど、その分乗り心地は悪くなる。そして燃費や加・減速性、ハンドリングは良くはなるけど微々たるもので、速度が上がるほど横風や轍にハンドルを取られたり不安定になり易い。
ということかな。
バイクとクルマでは事情は変わってくるようですけどね、少なくとも普段乗りのクルマに関しては、ほぼメリットはないと思ってよさそうです。
最後に
オフロードも楽しめる仕様になりました。
とは言ってもジムニーには全く歯が立たないですけどね、所詮『なんちゃって』四駆。
そろそろバイク始めたいし、エブリィにばかり時間を使ってちゃいけませんね。
最後にあと少しやり残したことがあるんで、そこをやったらおわりにします。
つづく。