エブリィのリフトアップ。乗り心地を改善。その2
まだやり残した感はあるものの、とりあえずこれで最後です。
これからはバイクに時間使わなきゃ。
2月からエブリィで遊び始めてひと月半ですね、ここまでだいぶ時間もお金もかけてイジりましたけどもうこれで十分だと思ってます。
前回はリアのショックアブソーバーとスプリングを交換して、乗り心地が良くなりました。
残るはフロントですよね。
もくじ
純正より長いショックアブソーバーが欲しい。
純正よりも少しだけ(1~3cm)長いアブソーバーを探し出したい。
もちろんポン付けできるパーツなんて売ってありませんから、やるなら他車種のを流用するしかないんですよね。
今もし整備の仕事をしてたならちょうどいい長さのが見つけられたような気はするんですよね、あらゆる車種のアブソーバーのサイズを測れば、いずれ欲しいサイズの物が見つかると思うんです。
けど今ではそんなこと滅多にできないし。
ゆっくり探すしかないのかな。
フロントサスペンションの形式
軽自動車のほとんどはストラット式サスペンションが使われています。
⇧ウィキペディアより
(ちょっと詳しく知りたい人はこちらをどうぞ⇩。)
もちろんエブリィもストラット式です。
ストラット式はその構造上、他の形式とは違ってアブソーバー自体がサスペンションアームの役割も担ってるから強度、剛性が必要なんですよ。
その理由もあって、リアのように簡単には他車種のアブソーバーが流用できたりはしないんですよね。
一応サスペンションメーカーのKYBに、他車種からの流用に関して問い合わせたけどやっぱり教えてもらえませんでした(笑)。
つか、エブリィワゴンのアブソーバーはそもそも強度不足で、ノーマルでも折れることがあるらしいです。。。
あわよくば、上下のマウント形状が同じでアウターケースの長さだけが少し長く、それでいてロアシートは適性の位置にある、そんなアブソーバーがあれば・・・
DA32Wのショックアブソーバー
で、ネットで色々調べてたら、DA32Wのアブソーバーは少し長いという情報を得る事ができました。
DA32Wとはエブリィ(DA62)の普通車版で、エブリィプラス(エブリィランディ)というクルマ。
元々車体は同じで、7人乗りの普通車として販売されていたクルマです。
もしその情報がホントだとしたら、車両重量は32の方が重いし、強度的にも安心だと思い、部品屋から購入してみました(2本買わずに、試しに1本だけ)。
⇩画像では分かりにくいですけど、スプリングシートの形状は似てますけど位置がノーマルより高いです(この時点でほぼNG)。
いやいや、まだ何とかなるかもしれないじゃないですか。
新品はインナーロッドが縮みきってましたんで、手で精一杯伸ばして長さを測ってみると48cm弱⇩。
ノーマルは49cmほど⇩。
あぁーーー騙されたぁーーー。
念のために、試しにスプリングを組んでみましたけどやっぱりノーマルより短かったです。
アウターケースはノーマルより長いんですけど、インナーロッドがだいぶ短かったです。
残念!!
恐らくですけど、ロッドを短くしてストローク量を減らしてまで強度、剛性を上げたかったんでしょうね、やっぱりエブリィノーマルは強度が低いという事でしょう。
KYB NEW SR SPECIAL
もう、現状で残された手段は1つしかない。
危険を承知で、スペーサーを入れます。
何にせよアブソーバーは交換しようと思ってました。
で、純正パーツよりも安く手に入るコレを購入⇩。
KYB NEW SR SPECIAL フロント左右SET NST5284R/NST5284L*各1本 スズキ エブリィ DA62W 2001/09?
- 出版社/メーカー: カヤバ (KYB)
- メディア:
- この商品を含むブログを見る
そして、純正のホイールナットを⇩
このように削って(高さ約9mm)⇩
・・・分かる人はこれで何をしたのか察していただけたと思います。
あえて詳しくは書きません。
分かった人もマネはしないでくださいね、危険ですから。
まずバレることはあり得ないんですけど、法的には厳密にはアウトだと思います(近々確認してみます)。
結果どうなったか
今のところめっちゃいいです。
アブソーバーが新品だからかスペーサーのおかげなのか、乗り心地はさらに良くなりました。
とはいえ、フロントに関してはもっとちゃんとしないといけません、もし法的に良かったとしてもこれじゃぁ安心して楽しめませんし。
とか思いながら早速ドロドロになりに行きましたけど⇩。
ま、一応カタチにはなったという事で、ここまででやめるんですけど、ホントはもっとやりたいことがあるんですよね。。。
もしも良さげなフロントのアブソーバーが見つかれば、それからまた進化させるかもしれません。
つづく。