ハイエースのエンジン修理 その11 1KZエンジンは名機か?
ナオニートです。
はぁぁ。
薄々感じてたんです。
クランクプーリー外さなきゃよかったと。。。
いや、結局は外すことにはなるんですが、少なくともあそこで外してはいけなかった。
外しちゃったんですよね、無知って怖い。
普通の車は「クランクシール(前)」といえば、クランクシャフトに直に接触してます。
クランクシャフトと、クランクケースの隙間からオイルが漏れだすのを防ぐ部品ですから、普通はクランクケースとクランクシャフト、どちらにも接触してます。
クランクシャフトにクランクシールが接触してるから、クランクシャフト付近からオイルが漏れないんですよ。
オイルシールとクランクシャフトが接触しているから、オイルが漏れださないんです。
が、このエンジンは違いました。
クランクシャフトにかませるクランクプーリーと接触していたんです。
銀色のスジが入ってる部分がシールとの接触する線です。
で、私は早い段階でクランクプーリーを外していたんですが、つまりクランクシャフトとクランクシールの間に隙間ができていたわけです。
薄々は感じていたんですよ。
(クランクプーリー仮にでも入れとこうかな)とまで思ってたんですよ。
その8でウォーターポンプを外した時、冷却水がハデにこぼれました。
きっと、普通の車にはないはずの、クランクシールとクランクシャフトとの隙間から水が入ったんだろうな。。。
まだ早いけど、オイル交換はするつもりだったんですがね。
とりあえず組み上げて、エンジン回してからオイル交換した方がいいのか。
オイル交換まで済ませてからエンジンかけて、次のオイル交換時期を早めにするのがいいか。
ま、オイルはたくさん使うけど後者が安全ですかね。
20リッター買っといてよかった。
…そして最後に、気になるのは部品名。
バックプレートの部品名は「カムシャフトオイルシールリテーナー」。
なので、きっとクランクシールの名前だって、正確な特別な名前だろうと、きっとクランクプーリーオイルシールだろう!
と思って確認したら、「クランクシャフトオイルシール」でした。
ちなみに、クランクシャフトオイルシールが入れてある(シールの外側)部品の部品名は、想像つきますよね?
間違いない。
きっと。
…いいえ、「タイミングギアカバー」だそうです。
あ、お客さんの車なら気にせずオイル交換して始動できたら完了です。
つづく。