雪遊び・・・自然をなめていた。
ナオニートです。
1月22日、雪遊びに行ってきました。
安全に山奥まで行きたかったんで、母の軽バンに、去年買ったスタッドレスを履かせて準備してました。
ハッキリ言って、自然をなめてました。
今年、ハイエースで行ってUターンするのにてこずり、Zで行ってスピンをし、「やっぱりスタッドレスは必須」と思い知ったわけですけど。
思えば毎年似たような事をしてきてました。
けど、今まで、スタッドレスを履いて走って、困ったことはなかったんです。
※1度、福井県に行ったときガードレールに突っ込んだことはあります(笑)。
まぁ、油断して滑らせちゃうことはあったんですけど、これまで、走行不能になることはなかったんです。
つか、その前に諦めて引き返していたというか。。。
今回は私の判断ミス、経験不足が原因で走行不能になってしまいました。
しかも麓から38キロほど入って行った山奥で。
命の危険すら感じました。
もし、3人で行ってなかったら。。。
もし、行ったメンバーの誰かが怪我でもしてたら。。。
もし、クルマが故障や事故で動かなくなっていたとしたら。。。
もしあと一つのトラブルが重なっていたとしたら、私たちは今も山の中にいたかもしれません。
まぁ、「怪我をしない」、「事故、故障しない」というのはもともと大前提で考えてますし、もちろん起きないように気を付けてますけど、何か、あと一つのピースが揃っていたらと思うとゾッとします。
結果としては無事生還できたんで、いい思い出作りになったとは思うんですけどね。
その日、何が起きたのか。
簡単に説明すると、フロントバンパーよりも高く積雪していて、フロントバンパーで雪を押しきれず、止まってしまったんです。
行き道、結構山奥まで入っていき、「目的地までは辿り着けないかも。」とは思いながら走っていました。
吹き溜まりの箇所だと結構高く積雪してたんですよ、逆に吹き抜ける箇所だと(凍結)路面が見える程の所もあり。
なので、なるべく山奥まで入らず、かつなるべく広い場所で遊ぼうと判断したんです。
けどこの日は先客がいたようで、広くて雪がたくさんあるスペースには、クルマの足跡がたくさんあって、ここで雪だるまを作るのはなんかやだなと、ズルズルと山奥まで進んでいきました。
あるはずのない、新雪を目指して。
この日、先客(多分ジムニー集団)は私たちの本来の目的地よりも先の、恐らく山の向こう側まで行ってたんですね、なので新雪なんて、この日はそもそも望めなかったんです。多分。
もっと奥へ、もっと奥へと進んでいくうち、積雪量が半端ないんで、これ以上は危ないかもと判断し、どこかUターンできるスペースがある場所で遊ぶことにしました。
※この時点ですでに手遅れでした。
もう少し進んだところに少し広いスペースがあったんで、そこに決め、Uターンできるように雪かきしながらその雪で雪だるまを作ろうという事にしました。
というか、この時すでに軽バンでは限界(を超える)レベルで、すんなりとUターンできる状況じゃなかったんです。
雪かき必須でした。
ここに到着した時点で、フロントバンパーにかかるほどの積雪量でした。
(先客の轍に沿ってここまでは走ってきたんですけど、今思うと、帰り道の轍は頼りになるけど、行き道の轍は判断が遅れることになりかねませんね。)
雪かきをしながら、ゆっくり遊びながら、雪だるまを作り、滞在約3時間ほど。
その間も雪は降り続けていたんです。
時間が進むにつれ、天気は悪化していき、少しずつ不安な気持ちが出てきました。
※遅いですけど。
予定よりも雪だるま製作が遅れてしまい、Uターンして山を下り始めたのが午後3時を回った頃でした。
それから、もと来た道を引き返そうとしたんですけど、さっき走ってきた道には、轍がほとんど見えなくなる程、新しい雪が積もってたんです。
下り始めてまもなく、クルマは止まりました。
子ども達に、バンパーにかかる雪を避けてもらい、かすかに見える轍に沿って歩いてもらいながら、前進、後退を繰り返しながら、3か所ほどそうやってじわじわ進み、なんとか下山できました。
もし、あと1時間遅れていたら、もっと大変だったかもしれません。
そしたら、下りる前に日が暮れてしまったかもしれません。
自然をなめてかかるといけないと、この日改めて知ることになりました。
雪遊びに行くときはこれくらいの装備が必要なのかもしれません。
つづく。