ウインドウレギュレーターの交換。
ナオニートです。
クルマって消耗品のカタマリだから、乗ってたらどこか壊れますよね。
いつものようにダンプに乗っていて、窓を降ろしたらそれっきり上がらなくなりました。
以前からガチャガチャと異音があって、壊れそうだとは思ってたんですけどね。
よりによって動かなくなったその日は雨。。。
雨合羽を着て運転し、乗らない時はブルーシートを被せてました。
クルマによってはガラスが落っこちて割れることもあるみたいだし、ラッキーといえばラッキーなのかな。
窓が落ちたのはGW前、そしてGWが明けてからやっと部品が届いたんで、交換したいと思います。
この車は、三菱キャンター。平成11年式で型式はFE51。
クルマによって細かい違いはありますけど、基本的にやることは同じです(高級なクルマ程難易度が上がります)。
まずは内張りを外します。
色んな所にネジが隠してあります。
隠れてるネジを外しながら、外せるパーツは外して。
外せるだけ外したら、あとは内張りの下側がクリップで止まってるんで、下側を引っ張ってクリップを外します(内張りはがしなどの工具を使えばクリップや内張り自体を傷めにくいです。私はあまり使わないですけど)。
内張りがプラプラの状態になったら、内張り全体を上に持ち上げれば外れます。
今度は汚いビニールが貼ってあるんで、そのビニールを所々剥いで見るとレギュレーターの取り付けボルトやサービスホールが見えます。
※見にくいですけど、オレンジと緑の四角の部分にレギュレーターのボルトが、青の四角の部分に窓ガラスを外すためのサービスホールがあります。
次に、通常はガラスを外すんですけど、今回はレギュレーターが壊れて窓を上げ下げできないんで、先にレギュレーターの固定ボルトを外しました。
緑矢印がモーターとワイヤードラムが固定してあるボルト3本。
※赤矢印、すでに切れたワイヤーが見えてます。
オレンジの矢印がレギュレーター部の固定ボルト(1ヶ所見えてないけど4本あります)。
で、コレ(⇩)は組み立て時に撮った写真なんですけど、サービスホールの奥に見える赤矢印がガラスをレギュレーターに固定してあるナットです。
ガラスを持ち上げて、ここの穴からナットを外せば、ガラスをドアの外側に取り出せます(考えてみると、ワイヤーが切れてたんだからレギュレーターを外す前でもできたはず)。
やっと外れました。
ドアの内部に鋸屑が堆積してて(スコップ2杯分くらい溜まってた)、下側のスペースが埋まって外すのに苦労しました。
上が壊れてるレギュレーター、下が新品(8,000円くらい)。
ワイヤーが絡まってますね。
今回、レギュレーターにモーターは付属しませんでしたんで、青矢印のネジを外してモーターを移植します(モーターもセットに入ってると30,000円以上したりします、セットじゃなくて良かった)。
で、あとはバラした時の逆の順番で、レギュレーター、ガラス、ビニール、内張りを取り着ければ完成です。
30分ほどで交換できました。
ま、新車を乗り継いでる人なんかはこんな故障とは無縁なんでしょうけどね、意外と多いんですよ、レギュレーターの故障って。
クルマによるでしょうけど、これだけで工賃が最低でも5,000円はかかるんじゃないでしょうか。
私としては、2時間以内で終わる作業なら自分でやって工賃を浮かしたいと思ってます。
それくらいなら仕事の合間を見てやれるから。
それ以上時間がかかるようだと、仕事に支障をきたすんで、業者にやってもらって自分は仕事してた方が損失が少なく済みます。
『仕事の無駄は無駄でしかない。遊びの無駄は買ってでもする。』
なんてね、私、仕事が嫌いなんで、仕事に関しては無駄なことをしたくないんです。
つづく。