ハイエースのエンジン修理 その5 タイミングベルト、外す前には合マークを確認。
1KZエンジンさくさくバラす。
ナオニートです。
このブレブレお写真。すいません。
タイミングベルトは上と下をつなぐ大事なベルト。
これが切れると一発でエンジンが止まります。
多分ですけどこの1KZだと、エンジンがゴミに変わります。
おしゃかです。
10万キロ交換を指定されてますが、なるべく早めに交換したほうが安心ですね。
タイミングベルトを外す前に、クランクを回して(クランクボルトをレンチで回転させる)、カムとバックプレートに「合いマーク」があるのでそこを合わせておきます。
これをやっとかないと、組み立てるときそれぞれの合いマークが分からなくなるかもしれませんよ。
カムスプロケ⇩
噴射ポンプ⇩
クランクプーリー⇩
あ、私は確認せず外しましたけど。
カムスプロケットのボルトはタイミングベルトが付いてるうちに緩めておくといいですね。
私はインパクトで外しました。
あ、クランクもそうですけど、もしインパクトを使うなら、回りすぎないように注意してください。
回りすぎるとネジにインパクトが押されて、後ろのラジエターがつぶれたり割れたりするかもしれませんよ。
ベルトを外してカムスプロケのボルトを外したら、スプロケが外れるのですが、テーパー状になってて噛み込んでたので、手では外れませんでした。
プラハンで軽くたたくと外れます。
さっき「バックプレート」なんて呼んでましたが、正式な部品名称は「カムシャフトオイルシールリテーナー」だそうです。
確かにカムシャフトオイルシールがこれに入ってますし。
ね…そんな長い名前のバックプレート。
ボルト7本で固定してあります。
ボルトを外しても簡単には取れません。裏に「シールパッキンブラック」がべったり塗ってあり、まぁよく張り付いてます。
裏側のいろんな場所をプラハンでゆっくりたたき続ければ、外れます。
だいたい前側はバラけましたね。
つづく。